私のボクスターには「クロノスポーツパッケージ」をつけました。
MTの場合、その特徴は四つです。
まずアクセル開度のセッティングが変更になること、これはかなり実感できます。
そしてPSMの介入が弱くなること、これはまだとても試せません。
そしてサスが硬くなること、これはPASM装着車の場合となります。
そして特等席の場所には例のストップウォッチが付くことです。
これの使い方をマスターするには、まず「オンボードコンピューター」の使い方をマスターする必要があります。
ということでほぼ完璧に覚えました。
そして例のストップウォッチを作動させてみました。
そして・・・
結論から言うと、残念ながらちょっとがっかりです。
サーキットへよく行く人でこれをよく使用する人はまずいないと思います。
それは一周しか計測できないからです。
サーキットへ行かない人でもよく使う人はきっといないでしょう。
私はサーキットへ行く時はラップタイム計測器を車内にガムテープで簡単に取り付けます。
その計測器は磁気センサーによって自動的にスタート地点に来ると周回ラップを表示し、走行が終わってもその各周回タイムは見ることができるし、ベストラップを呼び出すこともできます。
最初は本当にスタート地点で反応するのかと疑っていたのですが、反応しなかったことはありません。正確に百分の一秒まで計測してくれます。
クロノのストップウォッチは、自動ではありません、手動です。
計測するには、まずオンボードコンピューターをクロノの画面にしておいて、その地点に来るとウィンカー下のレバーを押します。計測開始です。
そして一周してきてスタート地点でまた押すとその周回のラップは表示してくれます。
しかしそれで終わりなのです。次の周回のラップは計測してくれません。計測するにはリセットする必要があります。リセットするにはレバーを数回操作する必要があり、走行中にはちょっと困難ですし危険です。中間タイムも計測してくれますが、一度だけのようでこれを使えば二周だけならタイムは計れます。しかし二周目は合計タイムから一周目のタイムを引き算する必要があります。
また中間タイムなどははレバーを間違えて操作してしまう可能性もあり、計測についての操作性はあまりいいとは言えません。
いろいろいじってみたのですが、これ以上の効果はないように思いましたし、取説にもありません。
私がよく行く富士スピードウェイには「ショートコース」という小さいコースがありますが、このコースはラップタイムの計測器が反応しません。地方の小さめのサーキットも同じで反応するのはかなり大規模なサーキットのみとなります。
そのため小さいコースでは役にたつのではないかと期待していたのですが、やっぱりヨーロッパのモデルのようにナビと連動するタイプでないと役立つのは困難に感じました。
クロノの一発勝負の計測は「十周走っての合計タイムは?」という場合や「一周勝負のジムカーナ」等に有用価値が限られていると思いました。
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by mokumokutibita
| 2007-02-15 23:48
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Comments(44)
昨晩、久しぶりにボクスターにちょっと乗りました。仕事が忙しくなかなか乗れないでいました。
一週間以上ドアを開けていませんでした。
986は5日間、987は7日間、何もいじらないでいればリモコンキーで開錠することができないということは知っていました。
よって鍵をドアに差し込んで開錠しドアを開けました。
シートに座ってクラッチ踏んでエンジンかけるため鍵を差し込もうとしますが、太いウィンカーレバーやその下にあるオンボードコンピューター用のレバーが邪魔して鍵穴が見えません。差し込むにはちょっと顔を動かして覗きこまないと鍵が「カシャン」と差しこなれないのです。
すると・・・
「ビー!!ビー!!ビー!!ビー!!ビー!!」とクラクションが鳴り続けます。
驚いた私は慌てて鍵を差込みます。すると静かになりましたが、ウィンカーは点滅したままです。エンジンをかけるとウィンカーの点滅もなくなりました。
取説を読みました。
警報システム装着車の場合、
「キーを差し込んで運転席ドアロックを解除した場合、20秒以内にドアを開け、警報システムが作動しないよう10秒以内にイグニッションにキーを差し込んでください。」とありました。
私はこれの「10秒以内」に引っかかったようです。
夜遅かったこともあり、近所迷惑でした。
用を終え、30分後戻ってきて車を出そうとしました。
するとはるか上の方でまた「ビー!!ビー!!ビー!!ビー!!・・・・・・・」です。
今度は何も私はしていません。
タワーパーキングなので揺らされると鳴るのかと思いましたが、このパーキングはよく使っていて鳴ったことは初めてです。それに「揺らされると鳴る」とは取説にもありません。
よってこの件は原因不明です。
しかし取説には「不意に警報システムが作動した場合には・・・」と記載があります。
「不意に鳴らすなよ」とも思いますが、不意に鳴ったらキーのオンオフを押すのが一番いいようです(タワーパーキングのときははるか上で鳴っていたのでどうすることもできませんでしたが)。
一週間以上乗らなかったときも、鍵をドアに差込み開錠してからリモコンで再びロックし、リモコンでまた開錠する、というやり方が警報を鳴らす心配もなく安全と思いました。
私はオプションで室内モニタリングされた警報システムをつけたのですが、これは986Sでは標準装備でした。
リモコンの利く期間が5日と7日の違いで他は同じだろうと思っていたのですが、随分違うようです。
ちなみに986Sのときは一度も鳴ったことはありませんでした。
*文章と画像は無関係です。
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by mokumokutibita
| 2007-02-12 21:38
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