ここが不満!ポルシェのタイヤ その③新しいのがない
続いてタイヤの不満シリーズです。
ポルシェのタイヤって前回も話ましたが、純正のNタイヤ以外ほとんど選択肢がありません。
そしてそのNタイヤって「新しいモデルのがない」のです。
どういうことかと言うと・・・
どこかのタイヤメーカーが、ポルシェで採用しそうなモデル(パイロットスポーツとかスポーツコンタクト等)を新しくリリースしたとします。
私はこういった場合、すぐにサイズ表を見てみます。
メルセデスのM
フェラーリのK
BMWの☆
これらは、ポルシェのN同様、車メーカーの承認タイヤなのですが、MK☆はサイズ表にあっても、いっつもNはありません。
そして数年後にやっとNがリリース。
しかしリリースされたものの、既にそのタイヤはモデル末期を迎えており、すぐに新しいモデルにチェンジ。
新しいモデルには当然Nはありませんし、Nなしでもサイズが用意されてなかったりします。
ブリジストンポテンザS001、グッドイヤーイーグルF1アシンメトリック2とかはまさにこのパターン、ピレリP-ZEROもNが出るまで3年近くかかってましたし、最近モデルチェンジしたP-ZEROには純正サイズはあるものの、Nタイヤはありません。(これらは日本でのことで海外だと事情は違うかもしれません)
確かにNタイヤは入念にテストして、リリースまで時間がかかっているのかもしれませんが、それならリリース前からタイヤメーカーと共同でテストして、他のメーカーのようにもっと早くリリースして欲しいものです。
いつも思うのですが、純正のNタイヤだと、モデル末期とか型遅れモデルのタイヤしか買うことが出来ません。
モデルの古いNタイヤと新しいモデルのNなしタイヤ、さてどちらにするか?(ピレリP-ZEROはまさにこのパターン)ということは結構悩む問題ですが、個人的には最新技術の詰まったタイヤに勝る性能をNタイヤが有しているとは思えません。
いろいろ事情があるのかもしれませんが、このあたりはぜひとも改善をしてほしいものです。
by mokumokutibita
| 2017-07-09 23:24
| メンテナンス
|
Comments(2)
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ryo
at 2017-07-10 22:37
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タイヤも重要なコトなのですが、脱内燃機関が予想以上のペースで進行していることに戸惑いを感じます。
ポルシェも妥協の産物的なダウンサイジングターボがメインになりHVへの取り組みも積極的です。
だから今ガソリンエンジンに乗っておくべきとか、手放す時にエミッション等規制が厳しくなっていて経済的損失が大きくなるかもとか、色々頭をかすめます。
ちょうど転換点にいるのだなぁ、と。
ポルシェも妥協の産物的なダウンサイジングターボがメインになりHVへの取り組みも積極的です。
だから今ガソリンエンジンに乗っておくべきとか、手放す時にエミッション等規制が厳しくなっていて経済的損失が大きくなるかもとか、色々頭をかすめます。
ちょうど転換点にいるのだなぁ、と。
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mokumokutibita at 2017-07-11 23:38
ryoさん、私は内燃機関以外の車両にうといところもあるのですが、我々が生きられる時代ではそう悲観することもないと思いますよ。
HVはどこもやるとは思いますが、「うちにもありますよ」的で、世界的にエレキ系がメインになる日はまだ20年先だと思います。
仮に先進国はそうなったとしても、途上国などはまだまだシンプルな車の需要が大きいはずです。
私はまだまだ楽しい車がたくさん出てきてくれると期待しています。
HVはどこもやるとは思いますが、「うちにもありますよ」的で、世界的にエレキ系がメインになる日はまだ20年先だと思います。
仮に先進国はそうなったとしても、途上国などはまだまだシンプルな車の需要が大きいはずです。
私はまだまだ楽しい車がたくさん出てきてくれると期待しています。