コーナリングスピードの表現
スピードの表現って難しいですよね。
加速は0~100kmまでのタイムとかで表せるからまだまし。
しかしコーナリングが速くなったという表現はなかなか難しいです。
よく車雑誌のスポーティー系新型車の試乗レポートとかに書かれていることで、ずっと昔から気になっていることがあります。
それは・・・
「新型は旧型よりもコーナリングスピードが2割ほど速い」
といった表現です。
なぜか1割とか3割はなくて、いつも2割なのが不思議(笑)。
この表現方法、ホント多いんです。
これ、若い時は正直に信じていました(笑)。
100kmで曲がるのが精一杯のコーナーで、新型になったからと言って2割増しの120kmで曲がれるということは、実際あり得ないことです。
この調子で5回モデルチェンジしたら、皆F1になってしまいます(笑)。
あるとすれば、全開で行けるコーナーやきつい登りコーナーの場合で、馬力が上がって加速が良くなれば2割増しは可能かもしれません。(しかしこの場合加速が良くなっただけで、コーナリングスピードが上がったという表現には個人的に違和感があります)
しかしいくら性能が良くなったとしても、全開で行けないコーナーで50kmが60kmに、100kmが120kmで曲がれることは絶対にあり得ません。
いいとこ1%とか2%増しあたりじゃないでしょうかね。
20Rとかのコーナーであれば、タイヤの鳴きだす速度は50kmプラス程度と、どんな車でもほぼいっしょですし・・・
ただ、感覚的には2割増しに感じる気持ちはわからないでもありません。
新型になって、剛性が上がって安定感が増せば、旧型と同じ速度で曲がっても、全然余裕に感じるはずで、もっともっと速く曲がれる気がしてくるのは理解できます。
しかし数値化すると、その差はほんのわずかなはずです。
そのあたりの人間の感覚ってすごくて、コーナーリング速度がほんのちょっとあがっただけで、すごく速くなったように感じるようです。
直線の加速感は少し良くなってもあまりピンと来ないものがありますが、コーナリングは結構敏感です。
昔はこの2割増しという表現を真に受けていたため、「新型の〇〇は、超性能が上がった!! 買うしかないじゃん!!」と騙されていた気もするものの、こういった表現の仕方は、多少「夢」があったほうがいいかもしれませんね。
加速は0~100kmまでのタイムとかで表せるからまだまし。
しかしコーナリングが速くなったという表現はなかなか難しいです。
よく車雑誌のスポーティー系新型車の試乗レポートとかに書かれていることで、ずっと昔から気になっていることがあります。
それは・・・
「新型は旧型よりもコーナリングスピードが2割ほど速い」
といった表現です。
なぜか1割とか3割はなくて、いつも2割なのが不思議(笑)。
この表現方法、ホント多いんです。
これ、若い時は正直に信じていました(笑)。
100kmで曲がるのが精一杯のコーナーで、新型になったからと言って2割増しの120kmで曲がれるということは、実際あり得ないことです。
この調子で5回モデルチェンジしたら、皆F1になってしまいます(笑)。
あるとすれば、全開で行けるコーナーやきつい登りコーナーの場合で、馬力が上がって加速が良くなれば2割増しは可能かもしれません。(しかしこの場合加速が良くなっただけで、コーナリングスピードが上がったという表現には個人的に違和感があります)
しかしいくら性能が良くなったとしても、全開で行けないコーナーで50kmが60kmに、100kmが120kmで曲がれることは絶対にあり得ません。
いいとこ1%とか2%増しあたりじゃないでしょうかね。
20Rとかのコーナーであれば、タイヤの鳴きだす速度は50kmプラス程度と、どんな車でもほぼいっしょですし・・・
ただ、感覚的には2割増しに感じる気持ちはわからないでもありません。
新型になって、剛性が上がって安定感が増せば、旧型と同じ速度で曲がっても、全然余裕に感じるはずで、もっともっと速く曲がれる気がしてくるのは理解できます。
しかし数値化すると、その差はほんのわずかなはずです。
そのあたりの人間の感覚ってすごくて、コーナーリング速度がほんのちょっとあがっただけで、すごく速くなったように感じるようです。
直線の加速感は少し良くなってもあまりピンと来ないものがありますが、コーナリングは結構敏感です。
昔はこの2割増しという表現を真に受けていたため、「新型の〇〇は、超性能が上がった!! 買うしかないじゃん!!」と騙されていた気もするものの、こういった表現の仕方は、多少「夢」があったほうがいいかもしれませんね。
by mokumokutibita
| 2015-02-10 22:21