やっぱり暑かった真夏の9時間耐久レース ①
人生で初めて「耐久レース」なるものに参加してきました。
耐久といっても何と9時間!!
起床は4時。
珍しく睡眠はうまくとれました。
サーキットには6時到着。
ピット裏にテントを張って用意開始。
他のチームの様子を窺っていると、積載車でマシンを運んできて、ドライバーは高級輸入車で来るというパターンが多い様子。
我々はもちろん自走です。
結局のところ、どこかのショップの車とかで参加するチームが多いのでしょう。
確かにそれだと壊れたとしても安心感があります。
参加車両は輸入車に限られていて、9時間の他、5時間、3時間、1時間の耐久も同時併催されますが、9時間耐久参加がほとんどでした。
9時間以外の参加車両は、時間になると申込み順にピットから5秒間隔でのスタートとなるようです。
ドライバーはプロのレーシングドライバーもちらほら(汗)。
我々のマシンは、BMW318is。
内装すべて取り払い軽量化。エンジンはノーマルの確か145馬力。
LSDに強化クラッチ、ミッションクーラー、スポーツマフラーを取り付け、ブレーキはパッドのみそれなりのものを。
タイヤは新品の235/40/17のディレッツァZⅡ☆にBBSホイール。
予選は7時15分からでオーナーのKさんが走行。
14番手。
ちなみにいろんな時間の耐久のクラスを合わせると、参加車両は確か41台。
性能差のクラスはかなり細かく分かれていて、我々と同じクラスは3台。完走すれば三位以内には入れます(笑)。
決勝は8時スタート。結構タイトスケジュールです。
トップはバトルに慣れているKさんが出走。
スタート直後は接戦バトルになるので、エース級を投入するチームが多いです。
私の順番は三番目でした。
タイムトライアルではないこういったレースは初めてなので緊張します。
いよいよ私の走行開始。
メチャクチャ暑いので、叩くとすぐに冷える保冷剤をスーツの中に入れ、チューチュー吸えるドリンクも用意しました。
スターとするとすぐにクラッシュがあり、セーフティカーが入ってきます。
10分くらいちんたら走っていると、セーフティカーがどいてレース再開。
再開するのはいいけれど、だんご状態になっているしで、抜かれまくりました(涙)。
すごくタイミング悪かったです。
その後、だんだんとペースアップしていると、またもやクラッシュでセーフティカーが入ってきます。
そしてまたもや先頭のほうにいたので、セーフティカーが解除となるとまたもや抜かれまくりました。
但し抜かれる時もペースダウンせずに、ラインを閉めることなく上品に安全に抜かれたと思っています(汗)。
正直私の走行時は、だんご状態からのスタートが多く、もっとバトルに慣れた人のほうが良かったかもしれません。
セーフティーカーというお休み時間が多かったので、それほど暑さにしんどくはありませんでした。
50分弱の走行は無事終了。
お昼はテントでやきそばを作りました。
BBQしているチームもあれば、かき氷作っているチームもあって、このあたりはまさに「お祭り」。
どこも楽しそうな雰囲気です。
そう言えば足のきれいなレースクイーンものいるチームもあって、羨ましく思いました(笑)。
午後には二回目の走行が回ってきます。
二回目の走行はセーフティカーの導入もなく、イエローフラッグもなく順調に進みました。
この走行はバトルシーンも多く、かなり楽しめました。
抜いたり、また抜き返されたりしてこういった経験も初めてです。
タイムでなくこういったバトルには慣れていないところもあるのですが、オーバルレースでの経験がかなり役に立ちました。
しかし後半は、このマシンの持病でもあるガス欠症状が出始めました。
ガス欠症状とは、まだガソリンはかなり残っているのに、横Gでうまくタンクからエンジンにガソリンが回らず、強いGをかけるとアクセル踏んでもエンジンがモゴモゴ言うだけで加速しないことを言います。
この症状が出ると、早くピットインしたいのですが、ピットからはまだピットインのサインなし。
我慢の走行を継続しました。
ピットインのサインを確認し、私の走行はすべて終了。
午後の走行は、暑くてちょっと気持ち悪くなりました。
9時間の中には、赤旗中断の最中にアイドリング不調を修理したり、バトルでドアぶつけられたり、タンクが熱くなりすぎてガソリンが給油中噴き出してきたりとかいろいろなドラマがありました。
それはどのチームも同じで、何もドラマが起こらなかったチームはないはずです。
それをチームで苦労して克服したりするところが団体戦の耐久レースのいいところなのでしょう。
ゴールは17時。
我々は無事完走しました。
ちなみに3割くらいの車両はリタイヤしていたようで、やっぱり9時間というのはかなり過酷です。
でも我々は9時間ほとんど全開でした。
よく壊れもせずに走れるもんだと感心しました。
ブレーキもしっかりと最後までちゃんと効きました。
レースフィニッシュは、帰還する車両すべてに対し拍手をもって迎えいれます。
レース終了後のタイヤホイール。
さすがにタイヤカスがすごいです。
ぶつけられてへこんでしまったドア。
しかし完走したチームはどこも多少はへこんでいたかもしれません。
BMW318isには、「壊れもせずにありがとう、お疲れ様」と感謝したい気持ちです。
朝は空っぽだったゴミ箱はどこもあふれかえってました。
結局一日中晴天でした。乗っている時も暑いけれど、それ以外もすべて屋外にいるのでそっちのほうが暑かったかもしれません。
結果はクラス優勝。総合14位でした。
私がもっとがんばれば総合順位は12位くらいになったかもしれませんね(汗)。
耐久といっても何と9時間!!
起床は4時。
珍しく睡眠はうまくとれました。
サーキットには6時到着。
ピット裏にテントを張って用意開始。
他のチームの様子を窺っていると、積載車でマシンを運んできて、ドライバーは高級輸入車で来るというパターンが多い様子。
我々はもちろん自走です。
結局のところ、どこかのショップの車とかで参加するチームが多いのでしょう。
確かにそれだと壊れたとしても安心感があります。
参加車両は輸入車に限られていて、9時間の他、5時間、3時間、1時間の耐久も同時併催されますが、9時間耐久参加がほとんどでした。
9時間以外の参加車両は、時間になると申込み順にピットから5秒間隔でのスタートとなるようです。
ドライバーはプロのレーシングドライバーもちらほら(汗)。
我々のマシンは、BMW318is。
内装すべて取り払い軽量化。エンジンはノーマルの確か145馬力。
LSDに強化クラッチ、ミッションクーラー、スポーツマフラーを取り付け、ブレーキはパッドのみそれなりのものを。
タイヤは新品の235/40/17のディレッツァZⅡ☆にBBSホイール。
予選は7時15分からでオーナーのKさんが走行。
14番手。
ちなみにいろんな時間の耐久のクラスを合わせると、参加車両は確か41台。
性能差のクラスはかなり細かく分かれていて、我々と同じクラスは3台。完走すれば三位以内には入れます(笑)。
決勝は8時スタート。結構タイトスケジュールです。
トップはバトルに慣れているKさんが出走。
スタート直後は接戦バトルになるので、エース級を投入するチームが多いです。
私の順番は三番目でした。
タイムトライアルではないこういったレースは初めてなので緊張します。
いよいよ私の走行開始。
メチャクチャ暑いので、叩くとすぐに冷える保冷剤をスーツの中に入れ、チューチュー吸えるドリンクも用意しました。
スターとするとすぐにクラッシュがあり、セーフティカーが入ってきます。
10分くらいちんたら走っていると、セーフティカーがどいてレース再開。
再開するのはいいけれど、だんご状態になっているしで、抜かれまくりました(涙)。
すごくタイミング悪かったです。
その後、だんだんとペースアップしていると、またもやクラッシュでセーフティカーが入ってきます。
そしてまたもや先頭のほうにいたので、セーフティカーが解除となるとまたもや抜かれまくりました。
但し抜かれる時もペースダウンせずに、ラインを閉めることなく上品に安全に抜かれたと思っています(汗)。
正直私の走行時は、だんご状態からのスタートが多く、もっとバトルに慣れた人のほうが良かったかもしれません。
セーフティーカーというお休み時間が多かったので、それほど暑さにしんどくはありませんでした。
50分弱の走行は無事終了。
お昼はテントでやきそばを作りました。
BBQしているチームもあれば、かき氷作っているチームもあって、このあたりはまさに「お祭り」。
どこも楽しそうな雰囲気です。
そう言えば足のきれいなレースクイーンものいるチームもあって、羨ましく思いました(笑)。
午後には二回目の走行が回ってきます。
二回目の走行はセーフティカーの導入もなく、イエローフラッグもなく順調に進みました。
この走行はバトルシーンも多く、かなり楽しめました。
抜いたり、また抜き返されたりしてこういった経験も初めてです。
タイムでなくこういったバトルには慣れていないところもあるのですが、オーバルレースでの経験がかなり役に立ちました。
しかし後半は、このマシンの持病でもあるガス欠症状が出始めました。
ガス欠症状とは、まだガソリンはかなり残っているのに、横Gでうまくタンクからエンジンにガソリンが回らず、強いGをかけるとアクセル踏んでもエンジンがモゴモゴ言うだけで加速しないことを言います。
この症状が出ると、早くピットインしたいのですが、ピットからはまだピットインのサインなし。
我慢の走行を継続しました。
ピットインのサインを確認し、私の走行はすべて終了。
午後の走行は、暑くてちょっと気持ち悪くなりました。
9時間の中には、赤旗中断の最中にアイドリング不調を修理したり、バトルでドアぶつけられたり、タンクが熱くなりすぎてガソリンが給油中噴き出してきたりとかいろいろなドラマがありました。
それはどのチームも同じで、何もドラマが起こらなかったチームはないはずです。
それをチームで苦労して克服したりするところが団体戦の耐久レースのいいところなのでしょう。
ゴールは17時。
我々は無事完走しました。
ちなみに3割くらいの車両はリタイヤしていたようで、やっぱり9時間というのはかなり過酷です。
でも我々は9時間ほとんど全開でした。
よく壊れもせずに走れるもんだと感心しました。
ブレーキもしっかりと最後までちゃんと効きました。
レースフィニッシュは、帰還する車両すべてに対し拍手をもって迎えいれます。
レース終了後のタイヤホイール。
さすがにタイヤカスがすごいです。
ぶつけられてへこんでしまったドア。
しかし完走したチームはどこも多少はへこんでいたかもしれません。
BMW318isには、「壊れもせずにありがとう、お疲れ様」と感謝したい気持ちです。
朝は空っぽだったゴミ箱はどこもあふれかえってました。
結局一日中晴天でした。乗っている時も暑いけれど、それ以外もすべて屋外にいるのでそっちのほうが暑かったかもしれません。
結果はクラス優勝。総合14位でした。
私がもっとがんばれば総合順位は12位くらいになったかもしれませんね(汗)。
by mokumokutibita
| 2016-08-08 00:02
|
Comments(4)
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by
siro-chameleon at 2016-08-10 02:03
こんばんは。
クラス優勝おめでとうございます!!
もくもくさんならきっと完走されると思っていました。
各地で39℃超えの気温が観測される暑さの中、9時間全開に耐えた車もすごいですが真夏にエアコンなしで50分も運転なんて想像もできません(驚)
レースの始めと終わりに体重を測っていたら結構な変化があったかもですね。
途中、ぶつけられてしまったようですがドライバーの方は無事だったのでしょうか?
ハプニングに見舞われながらも、もくもくさんのことですから冷静に対応されたのでしょうね。
ご無事でなによりです、耐久レースお疲れ様でした!!
クラス優勝おめでとうございます!!
もくもくさんならきっと完走されると思っていました。
各地で39℃超えの気温が観測される暑さの中、9時間全開に耐えた車もすごいですが真夏にエアコンなしで50分も運転なんて想像もできません(驚)
レースの始めと終わりに体重を測っていたら結構な変化があったかもですね。
途中、ぶつけられてしまったようですがドライバーの方は無事だったのでしょうか?
ハプニングに見舞われながらも、もくもくさんのことですから冷静に対応されたのでしょうね。
ご無事でなによりです、耐久レースお疲れ様でした!!
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mokumokutibita at 2016-08-10 21:44
白カメレオンさん、応援ありがとうございました。
完走と言っても、ずっと全開で完走するのってなかなか難しいんですよ。
サーキット走行もクールダウンできるタイムトライアルと休憩できないレースとでは随分違いますね。
50分レースはかなり疲れましたが、仮に涼しい季節でもかなりしんどかったと思います。
バトル時はサイドバイサイドでドアに「ゴツン」というのはありがちですが、マシンがリタイアしない限り、ドライバーの怪我は大丈夫でしょう。
リタイアした車両は多かったものの、怪我とかはどのチームも皆無だったと思います。
もっと攻めた走りをしたかった気もしますが、マイカーでもないし、まずはしっかりと完走することが使命と言い聞かせました。
完走と言っても、ずっと全開で完走するのってなかなか難しいんですよ。
サーキット走行もクールダウンできるタイムトライアルと休憩できないレースとでは随分違いますね。
50分レースはかなり疲れましたが、仮に涼しい季節でもかなりしんどかったと思います。
バトル時はサイドバイサイドでドアに「ゴツン」というのはありがちですが、マシンがリタイアしない限り、ドライバーの怪我は大丈夫でしょう。
リタイアした車両は多かったものの、怪我とかはどのチームも皆無だったと思います。
もっと攻めた走りをしたかった気もしますが、マイカーでもないし、まずはしっかりと完走することが使命と言い聞かせました。
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cayman987 at 2016-08-11 14:33
おつかれさまでした☆
そして、優勝おめでとうございます♪♪♪
41台で14位! ストレートのトップスピードだけ
でも違いがある(動画だけですが)のにすっばらしい
です。
F1くらいしか知りませんが、セーフティーカーって、
解除後のルールも含めて、レースが難しそうです。
きれいな夕焼けのお写真ですね、mokuさんには、
ひとかたならぬ思い出の(お疲れの^^;)光景で
いらしたのでしょう。ご無事でよかったです^^
そして、優勝おめでとうございます♪♪♪
41台で14位! ストレートのトップスピードだけ
でも違いがある(動画だけですが)のにすっばらしい
です。
F1くらいしか知りませんが、セーフティーカーって、
解除後のルールも含めて、レースが難しそうです。
きれいな夕焼けのお写真ですね、mokuさんには、
ひとかたならぬ思い出の(お疲れの^^;)光景で
いらしたのでしょう。ご無事でよかったです^^
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mokumokutibita at 2016-08-12 00:09
ぱんださん、ありがとうございます。
心強い仲間のおかげでクラス優勝できました。
我々のマシンのトップスピードは、かなり控えめです。
BRZよりも15kmくらい遅いんじゃないかな?
だから耐久向きと言えるかもしれませんね。
しかしコーナーは速いです。
BRZのエコタイヤでのスピードが染みついてしまってましたが、もっと横G出せるはずです。
セーフティカーは、抜いていい場合とダメな場合があって、間違えてしまうとペナルティとなりそうなので注意が必要です。
解除間際は本来緊張の一瞬なのですが、そこでのんびりしてしまった感が反省点です(汗)。
心強い仲間のおかげでクラス優勝できました。
我々のマシンのトップスピードは、かなり控えめです。
BRZよりも15kmくらい遅いんじゃないかな?
だから耐久向きと言えるかもしれませんね。
しかしコーナーは速いです。
BRZのエコタイヤでのスピードが染みついてしまってましたが、もっと横G出せるはずです。
セーフティカーは、抜いていい場合とダメな場合があって、間違えてしまうとペナルティとなりそうなので注意が必要です。
解除間際は本来緊張の一瞬なのですが、そこでのんびりしてしまった感が反省点です(汗)。